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行かずじまいの大阪万博

院長のやつづかです。

暑い暑いと報道され続けましたが、お彼岸を過ぎてようやく涼しさを感じるようになりました。

大阪万博も今月に閉会しますが、結局、私は行かずじまいでした。行った人の話を聞くと、やっぱり見てみたかった気もします。55年前の万国博覧会では、小学一年生の私は、幼心ながら大変な感動を覚えたので、今の万博を見てガッカリしてしまうのも怖かったからかもしれませんし、何より人混みが苦手なので、敬遠してしまったのかもしれません。

日本が戦後の廃墟から立ち上がり、人々が希望に溢れていたあの頃、1970年代と比べると、価値観が多様化し、経済も世界から置いてけぼり状態の今の日本では、パビリオンの展示も違って見えることだと思います。でも、今の子供たちには、大阪万博に行って、これからの日本の未来にワクワクしてもらいたいです。

閉塞感漂う今の日本ですが、考えようによっては、将来楽しみな技術開発もあります。宇宙開発をはじめ、核融合炉の開発やAI搭載のロボットなど、医療技術も進むと思います。科学が発達することによって、環境破壊が進む面もあります。けれども、人間が自制心無しに欲望のまま突き進んだことによって引き起こされた公害や温暖化など、これまでの歴史から学んだ教訓として、恐ろしさが身に染みているはずだと思いたいです。

人類の歴史を見ても、朝から晩まで一日中働き詰めても生きていくことのできなかった時代もあることを考えると、着実に人類は自由に生きていける方向に進んできたと言えます。

かつての大阪万博のテーマは「人類の進歩と調和」でした。このテーマはいつの時代になっても突きつけられる課題ですね。

 

10月・11月の医院からのお知らせ

周南市のやつづか歯科医院です。

診療スケジュールのご案内

休診日は以下のとおりです。

10月

・木曜日 2日・9日・16日・23日・30日

・祝日  13日(スポーツの日)

11月

・木曜日  6日・13日・20日・27日

・祝日   3日(文化の日)・24日(勤労感謝の日振替休日 )

・その他 12日(水)・14日(金)

その他毎週日曜日も休診となります。

医院からのお知らせ

・10月7日 今宿小学校就学児健診

・10月25、26日 日本インプラント学会

9月・10月の医院からのお知らせ

周南市のやつづか歯科医院です。

診療スケジュールのご案内

休診日は以下のとおりです。

9月

・木曜日 4日・11日・18日・25日

・祝日  15日(敬老の日)・23日(秋分の日)

・その他  22日(月)・29日(月)・30日(火)

10月

・木曜日  2日・9日・16日・23日・30日

・祝日   13日(スポーツの日)

・その他 -

その他毎週日曜日も休診となります。

医院からのお知らせ

・9月27日 山口県央学会

・10月7日 今宿小学校就学児健診

・10月25、26日 日本インプラント学会

お天気にも感謝

院長のやつづかです。9月になりました。

今年の夏は梅雨にほとんど雨が降らず、農業用水などの渇水が心配されていましたが、先日、大雨が降ってくれたおかげで、しおれていた草木に緑が蘇りました。大雨で洪水や土砂崩れに遭われた地域もある中、周南地域では恵みの雨となりました。

いくら人間が騒いでも、自然はその上を行き、科学が進んでも、お天道様にはかなわないな、と思うと同時に、自然の恵みにありがたさを感じます。TVのワイドショーでは、よほど話題がないのか、ひとつ覚えの様に連日猛暑の話題ばかりです。〇〇市では最高気温が40.2°Cを超えたとか、数値で大騒ぎしています。

体感温度は湿度や風などによって感じ方は異なるので、零点何°Cの違いで騒ぎ立てる意味はありません。一定温度を超えるとすぐに『すごい暑さです、すごい寒さです』と人々の不満を助長している様で、私は好きではありません。

マスコミに影響を受けると、安心安全に暮らせることが当たり前で、何かあると不安を煽られ、不平不満を抱きがちになりそうです。それよりも、日々何とか無事に過ごせていることに有り難みを感じて、感謝して生きる方が、幸せなのでは、と私は思っています。

くさび状欠損をご存じですか

周南市のやつづか歯科医院です。

こんにちは。9月になりましたがまだまだ暑い日が続きます。熱中症に気を付けて、元気に残暑を乗り切りましょう!

歯の根元に水が当たるとしみる…
歯ブラシが当たると痛い…
冷たい風が当たるとしみる…

こんな時、一番初めに思い浮かぶのがむし歯ですが、歯がしみる原因は他にもあります。
みなさんは「くさび状欠損」をご存じでしょうか。

くさびの形は、ホールケーキが三角形に切り分けられたような形です。

くさび状欠損はその名の通り、歯の根元がくさびのようにくぼんでしまうことです。

原因はいくつか考えられますが、

・強い力で歯みがきをしている

・歯ぎしりや食いしばりなどで歯に強い力が加わる

・かみ合わせが悪い

などが挙げられ、歯の根元に強い力が加わっていることが共通点です。

歯ブラシを強く当てていると歯茎が下がりやすくなり、通常歯茎で守られている歯の根の部分が露出して、歯ぎしりなどで強い力が加わると歯が割れたり摩耗しやすくなってしまいます。発症しやすいのは正面中心から見て3番目と4番目の歯(犬歯とその隣の小臼歯)です。

くぼみが深くなると歯の内面にある柔らかい組織である「象牙質」が露出し、むし歯になりやすくなります。また、知覚過敏の症状も出てきます。冒頭に挙げたような症状が出ていればそれはもうくさび状欠損が進行している状態です。

処置としては、進行度によりますが、くぼんでしまった部分に薬を塗ったり、むし歯の処置でよく使用されるコンポレットレジン(CR)を詰めたり、といったものがあります。特に症状が強い場合は、神経を抜くこともあります。

就寝中の歯ぎしりや食いしばりを予防するためのマウスピースを使用することも有効です。歯科医の診断があれば保険診療が適用できますので、気になる方はまずご相談ください。

災害時の口腔ケア

周南市のやつづか歯科医院です。

みなさんこんにちは。今年も暑い夏がやってきました。

今年、「蝉が鳴かない」ということが話題になっていますが、蝉が羽化するためは地温が18~23度に保たれることが大切ですが、今年は空梅雨で地中の湿度が不足し、高い温度が持続したため、羽化するタイミングを失ってしまった、という説があるそうです。

実は数年前から「蝉が減った」という声があったそうですが、みなさんは気づいていましたか?

夏~秋にかけては台風や豪雨で災害が増える時期です。

ご家庭で防災用品をそろえているご家庭は多いと思いますが、意外と忘れられがちなのが口腔ケア

災害時は水が出ない、不足することが多いため、いつも使用している歯磨きセットだけでなく、災害時に使用しやすいものを準備しておくことが大切です。

災害時はストレスや疲れなどから口内炎ができやすく、むし歯などができてもすぐに治療にかかれないこともあります。

お口の中の細菌が増えることで全身の病気の悪化につながることもあり、また、特に高齢者は誤嚥性肺炎を起こしやすく、直接命にかかわります。

お口の中を清潔に保つことは災害時、非常に重要なことなのです。

ドラッグストアなどで購入できる「液体歯磨き」をはじめ、「歯磨きシート」「歯磨きウエッティー」「口腔ケアウエッティー」「歯磨きティッシュ」などの名前で販売されている、災害時に使用しやすいものがインターネットなどからでも簡単に手に入りますので、家族が数日使用できる分を準備しておきましょう。義歯を使用している方は義歯洗浄剤も忘れずに。

お米つくりの大変さ

院長のやつづかです。

8月に入り、夏本番!というところですが、すでに6月くらいから猛暑が続いているので、

もうご勘弁を!という方も多いのではないでしょうか?

今年の梅雨は極端に短く、降水量も少ないので、猛暑が続くと水不足が懸念されます。

特にコメ作りに与える影響が心配です。

今回の米不足問題で、TVでは消費者側の経済負担ばかりを報道しますが、米づくりの農家の大変さや、

稲作がいかに日本の国土の保全に関わっているか、という本質に切り込んだ報道は無く、本当に残念なことです。

お米を作っているからこそ、地域の灌漑用水が保たれ、木々の保水がうまくいき、

自然と人間の調和が保たれてきたのではないでしょうか。

昨年はたんぼつくりのお手伝いをしましたが、なかなか重労働です。

「瑞穂の国」と呼ばれる日本は、神武天皇のころからずっと、国つくりの中心に米作を据えてきました。

お米つくりは日本人のまさに肉体的・精神的支柱なのだと思います。

暑い時に食べるおにぎりも最高に美味しいです。

 

 

8月・9月の医院からのお知らせ

周南市のやつづか歯科医院です。

診療スケジュールのご案内

休診日は以下のとおりです。

8月

・木曜日 7日・14日・21日・28日

・祝日  11日(祝)

・その他  15日(金)

9月

・木曜日  4日・11日・18日・25日

・祝日   15日(祝)・23日(祝)

・その他 22日(月)・29日(月)・30日(火)

その他毎週日曜日も休診となります。

医院からのお知らせ

・9月27日 山口県央学会

入れ歯製作の流れ

周南市のやつづか歯科医院です。

こんにちは。さわやかな春は過ぎ、日本列島がジメジメする季節がやってきました。

今年は5月16日に九州南部が梅雨入りしましたが、九州南部が全国で一番に梅雨入りするのは1951年からの統計史上初めてとのこと。例年より2週間も早い梅雨入りだったそうです。

梅雨の時期は気圧や寒暖差、湿度などの影響で不調が出やすい時期でもあります。生活リズムを整える、薄暗くなりがちな室内を明るくする、除湿をして部屋の湿度を40〜60%ほどにする、などの対策をしてみましょう。

⻭周病などで⻭を失ってしまった時の対処法として入れ⻭やブリッジ、インプラントなどがあります。お口の中の状況によって適した治療法は変わってきますが、多くの方が利用されている「入れ⻭」の製作の流れを紹介します。

1.大まかな型どりをする

お口の大きさや形は人によって違うため、まず、義⻭を作るための大まかな型(印象)を採り、それをもとに精密な印象を採るための個人トレーを作ります。(既成のトレーで精密な印象を採る場合もあります)

2.個人トレーを使用して精密な印象を採る

入れ⻭を製作するのが上下の片方だけでも、上下とも印象を採ります。
 
*既成トレーと個人トレーの違い

印象採得に使用する材料は印象を採った直後から徐々に変形していきます。印象材の厚みが大きいほど変形も大きくなるので、印象材は薄いほど変形は小さくなります。
 
個人トレーはその方に合わせた形になっているので、印象材も少なく済み、より精密な模型の製作が可能となり、よりフィットする入れ⻭の製作が可能となります。
 
既成トレー↓

個人トレー↓

3.かみ合わせを確認します

精密印象をもとに作成された模型を使用し、上下、前後、左右のかみ合わせを確認します。

4.試適を行う

顎堤の部分がロウでできた仮の入れ⻭を試着していただき、その方のお顔やお口の中との調和がとれているか、かみ合わせは良いかなどの確認をします。

5.セット

完成した入れ⻭を患者様のお口に入れ、調整を行います。
 
以上が一般的な流れですが、それぞれの間に1週間ほど必要なため、入れ⻭の作成には1か月程度は必要になります。
 
セット後、痛みが出てきた、ゆるくなってしまった、などの場合は⻭科医院で調整が可能です。
 
また、毎日のお手入れがとても大切です。正しいお手入れの方法もお伝えしますので、わからないことがあればお気兼ねなくご相談ください。